世田谷美術館で開催中の「アイノとアルヴァ 二人のアアルト」展に行ってきました。
アアルトと言えば、フィンランドの建築家で、
建築にとどまらず家具や照明、花器など、
様々なデザインを世に送り出した方ですが、
どのデザインも住まい手、使い手のことをよく考えた、優しいデザインが魅力的です。
建築に関しては、建物の規模を問わず、本当に細部まで塾考して作りこまれています。
建物の設計ってある一定のレベルまではどの設計者が作ってもある程度の品質を確保できるのですが、
(少し言い方に語弊があるかも知れませんが)
一定レベルを超えると、設計者の性格が大きく影響するものだと思います。
互いの才能を認めて、影響しあいながら補完しあい、作品をつくり続けたアアルト夫妻。
勝手な想像ですが、
二人はとても人間の出来た、素敵な夫婦で、
アアルト夫妻は私の理想の建築家像です。