3月は透木釜でした。

だんだん暖かくなる時期に平たい釜の羽で炉を覆い、

炭火が見えないようにすることで客暑苦しさを感じさせないという配慮があるそうです。

また、11月の開炉から半年近くを経て、炉中の灰も増えているため、五徳を外し、炉壇に透木(敷木の転訛とも)を置きその上に羽根付の平たい釜を据えるという理由もあるそうです。

この釜は3月だけしか使わないそうですが、変化が早いこの季節に合っていて良いですね。

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