竹早山荘の正面
吉村順三先生設計の竹早山荘に宿泊させていただきました。
 
学生の合宿施設として1960年に建てられた建物。
1階は食堂や浴室などの共用スペースと管理諸室、2階は宿泊室。
宿泊室の大きさである5.4×4.5mのモジュールを基本に、
各室が綺麗に納められていますが、
各階の機能に合わせて1階はラーメン構造、
2階は壁構造という感じで構造方式が変えられています。
 
同時期に吉村先生が設計された軽井沢の山荘に通づる部分が見受けられます。
(軽井沢の山荘は1階RC造2階木造)
 
 
 
家族で宿泊させていただきましたが、
諸々暖かくご対応いただき、とても良い時間を過ごせました。
 
予算の関係上、設計者の考えが100%実現出来なかったそうです。
それでも60年たった今でも殆ど当時の形で残っており、
今も愛を持って管理されている方がいる、とても価値のある建物だと思います。
これからもこの場所に在り続けて欲しい建物。
四季を楽しめる建物とのことですので、
次は新緑の時期に伺いたいと思います。
 
 
 
 
 
 
 

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