音羽のビンテージマンションリノベ_下地

音羽のビンテージマンションリノベーションプロジェクトの解体完了時の写真。
このプロジェクトでは既存躯体を内装の一部として見せる計画としていましたが、
既存躯体に直接
天井クロス→塗装(灰色)→漆喰(ピンク色)
といった具合に何層にも仕上げが施されており、
計画通りに天井躯体現しにするためにはグラインダーにて天井を研磨する必要があります。
グラインダー掛けをするには追加費用が必要になるため、
方向性を複数案考え、お施主様に相談させていただきました。
すぐにご判断いただき、大幅な工程遅延もなく進めることが出来ました。
S様誠にありがとうございます。
解体が終わると墨だし位置の確認を行い(床に間仕切りの位置が示されます)ます。
設計時との寸法誤差をお施主様と確認しながら、通路幅、
収納内の大きさなどをミリ単位で丁寧に確認していきます。
面積を広く確保したい場所、
必要最小限で納める場所などメリハリをつけながら設計しているため、
墨出し確認は非常に重要です。
個人的にはお施主様と現場を歩きながら
設計時の話をする時間がとても好きです。