千歳烏山の雰囲気を画像で見せる。

普段、設計のプロセスについては、

クライアントのプライバシーを大切にしていることもあり、

あまり発信してきませんでした。

けれど今回、自分たちの住まいをつくるという機会を得て、

解体、設計、工事、竣工、そして暮らしまで、

プロセスを少しずつ記録していこうと思っています。

このブログでは、その記録をもう少し丁寧に、

設計者としての目線と、暮らし手としての実感の両方から

書き残していけたらと考えています。


■ 千歳烏山という選択

物件を探すにあたって、最初に考えたのは

「家族として、これからどこで暮らしていきたいか」ということでした。

都心からのアクセスのよさ、自然環境、小中学校の雰囲気、

そして街の静かな雰囲気。

世田谷区・千歳烏山は、ほどよく便利で、うるさすぎない。

建築家としての視点ではなく、親としての直感で、

「ここなら気持ちよく暮らせそうだ」と感じたことを覚えています。


■ 息子の入学と、リノベのタイミング

物件は、築年数の経ったマンション。

スケルトンにしてゼロからプランを考え直すリノベーションを前提にしています。

リノベの完成は1年半後、息子が小学校に入学するタイミングです。

この新しい住まいが、家族の「次の10年」を支える場所になるように、

じっくり設計していこうと思っています。


■ もう一つの計画:設計事務所兼パン教室

少し先の話になりますが、

4年後には、自宅とは別の場所で、設計事務所とパン教室を併設した空間を計画しています。

妻は今、自宅パン教室を主宰していて、

その活動をより開かれたかたちにしていく準備です。

設計と暮らし、仕事と人とのつながりが

ゆるやかに混ざる場所を、時間をかけてつくっていくつもりです。


■ 次回予告

次回は、「なぜこの物件を選んだのか」や

具体的な条件面、立地や建物のポテンシャルについて

書いていきたいと思います。

RECENT NEWS

カテゴリー

バックナンバー

検索

HOME > NEWS > BLOG > Architect’s Renovation Log #01|千歳烏山を選んだ理由
© Copyright KOICHI BAGAMI ARCHITECT OFFICE ALL RIGHT RESERVED.